Thinksmart・法律・財務・レッスン12 中国マーケットでの売掛金の回収問題

レッスン12 中国マーケットでの売掛金の回収問題 ①

消費力の向上によって、

中国マーケットは非常に魅力的になってきたことは

みなさま、周知のことかと存じます。

中国に現地法人を置く日系企業の業績も、

中国国内市場への販売業績が着実にUPしています。

 

しかし中国マーケットは、

まだまだ日本のようなビジネスにおける信用度が高くありませんので、

売掛金の回収問題が度々発生します。

 

 

日系企業にとって、売掛金の回収は大きな悩みとなっています。

場合によっては訴訟を起こし裁判に勝っても、

売掛金を回収できないケースはよくあるのです。

 

 

弊社の経験から考えると、

         その分野の実務経験

         法律知識

         社会資源

以上がそろわないと、なかなか回収できないのではないでしょうか。

 

レッスン12 中国マーケットでの売掛金の回収問題 ②

 

シンクスマートがサポートした案件として

次のようなケースがあります。

 

 

2006年、債務者は中国東北地区のある民営企業。

売掛金を回収するためにシンクスマートの弁護士は

債務者所在地の裁判所に訴訟裁判を起こしました。

 

しかし、

 

シンクスマートの弁護士は裁判に行く前に、

まず相手の人民元基本口座情報を調査。

そこで、債権債務の証拠をうまく整理した後、

債務者所在地の裁判に向かいました。

 

 

裁判では、債務者の人民元基本口座を凍結する申請を提出。

事前に債権債務の証拠を周到に準備したので、

交渉がスムースに進み、裁判官はその申請に同意しました。

 

 

その結果、債務者は非常に困る状況になりました

口座を凍結されてしまったので、お金が使えなくなってしまったのです。

 

 

債務者からは、すぐさまシンクスマートの弁護士に連絡があり、

未回収の売掛金を全部回収することができました。

 

レッスン12 中国マーケットでの売掛金の回収問題 ③

 

すべてのケースがこのようにうまくいくとは限りません。

実際、売掛金の回収率は高くありません。

シンクスマートでは、この分野において豊富な経験及び人脈がありますが、

それでも回収率は50%以下です。

 

 

しかし、売掛金を未回収にしておくわけにはいきません。

中国の場合、お金がなくて払わないのではなく 

お金があっても払わないことが多々あるからです。

 

 

売掛金回収のポイントをまとめますと、

 

 

ポイント1 : 証拠を収集する

ポイント2 : 相手の情報(特に銀行口座)を収集する

ポイント3 : 裁判所との交渉のテクニック

ポイント4 : 上手に法的手段を裁判官に採用してもらう

ポイント5 : 法的優位に立ってからの債務者との交渉テクニック

 

 

上記の内容をポイントに経験のある弁護士に相談するとよいでしょう。