Thinksmart・法律・財務・レッスン8 2010年上海万博―上海ビジネスのチャンス
レッスン8 2010年上海万博―上海ビジネスのチャンス ①
今年、日本の愛知県で世界博覧会が開催されました。日本にとって世界博覧会の主催は3回目でしたので、今回の愛知県の世界博覧会に対して、日本人の方々の関心はそれほど高くはありませんでした。
次回の世界博覧会は2010年に上海で開催されます。中国にとって、総合世界博覧会の主催は始めてですので、2010年上海博覧会に対する関心が、特に上海人にとって、非常に大きくなっています。
レッスン8 2010年上海万博―上海ビジネスのチャンス ②
2010年、まだまだ先のような感じがしますが。5年間後のことですので、いまから活動するのは早すぎではないかという考えるのが普通でしょう。しかし、すでに上海では2010年を睨んだ事業展開を進めている企業が続々と増えています。
下記には、2010年上海世界博覧会に関する数字を紹介します。
● 7千万人(2010年上海世界博覧会を参加する予測人数)
● 30億米ドル(上海市政府が公布した資料による上海が直接投資する建設資金)
● 12号線の地下鉄(当面上海の地下鉄が4号線しかありません)
レッスン8 2010年上海万博―上海ビジネスのチャンス ③
2010年上海世界博覧会にめぐって、特にチャンスがある業種は何でしょうか?
まず旅行業に間違いなくチャンスがあります。最近、中国旅行業の1年の収入が6千億人民元(日本円8兆4千億円)に達しました。2010年上海世界博覧会に参加する人数が7千万人以上といわれています。ですから、もし仮に博覧会の入場券の値段が150人民元にしますと、7千万人の参加者なら、入場券収入だけでなんか105億人民元(日本円1470億円)になります。
実は、2003年以前までは独資で旅行会社を設立することができませんでした、今では独資旅行会社を設立することができます。ただし、独資旅行会社の場合、合弁の旅行会社に比べて、外国投資者に対する条件が非常に高くなっています。合弁の場合、親会社(旅行会社でなければなりません)の最低年度売上高が4千万米ドルに対して、独資の場合5億米ドルになります。旅行会社ということでは参入障壁が高いため、この業種に属したサービスなどに外国企業のチャンスがあるのではないかと思います。
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経済が発展途上にある市場において、新しいマーケットの発掘、新しいユーザー層へのアプローチを行っていくには、イベントマーケティング(Event Marketing) がマーケティングの有効な手段になります。
上海世界展覧会は、中国13億人の市場を狙う世界の企業にとって、絶対欠席できないイベントマーケティングのチャンスと捉えられています。そこで、中国市場向けの広告・マーケティングというサービスが非常にホットになってくるでしょう。。
現在、「外商投資広告企業管理規定」によりますと、外国人投資者は中国企業との合弁でしか広告サービス企業を設立できません(最高の株比率70%)。しかし、今年の年末(12月11日以後)から、独資広告企業を設立することができます。最低資本金も10万人民元でOKですが(現在30万米ドル)、実際、弊社の経験では、14万米ドルの資本金でないと営業許可が下りないと思われます。
2004年度の中国での広告産業は1200億人民元近くの市場規模になりました。年末から、広告産業産が外資企業にも開放されましたので、競争が激化することが予想されますし、その一方、特徴のある中小広告会社にとって、絶好のチャンスになります。
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その他チャンスがある業種としては、人材紹介業が挙げられます。
中国では基本的には人材派遣業は認められておりません。ですので現在上海で活躍する人材ビジネスの会社は人材紹介業を行われています。上海の人材紹介企業が数多くなり、日系企業向けの人材サービスも益々競争が激しくなりつつあります。しかし、それでも日系企業や他の外資企業の進出が相次いおり、また経済が急速に発展してしまったため、プロジェクト管理や営業管理など企業の中心で働くマネージャークラスの中国人が不足しているでいます。そこに上海世界博覧会の開催が加われば、広告、営業、市場、公共関係など分野の人材に対するニーズが高くなることは確実でしょう。
しかし、上海で独資の人材紹介業を設立する場合、外国投資者の最高株比率が49%、会社最低資本金が30万米ドルと制限されております。このハードルをクリアーして、他社と差別化された人材紹介サービスを提供できれば、大きなチャンスをつかむことができるかもしれません。